2022.5.5 訪問 7.15 追記
ベーカリー紹介
東京都世田谷区・九品仏にある人気ベーカリー「コムン(Comme’N)」。国際製パンコンクール「モンディアル・デュ・パン」で総合優勝をした大澤秀一シェフ率いる有名店です。2022年5月5日、コムンの姉妹店として完全グルテンフリーのパン専門店「コムン グルテンフリー」がオープン。初日に訪問してみました。
グルテンは、小麦粉に含まれている粘り気や弾力の元になるタンパク質。一方で、グルテンはアレルギー症状の原因になってしまうこともあり、パンは好きだけど小麦アレルギーの人にとって悩みの種。米粉にはこのグルテンが含まれていないので、小麦粉の代わりに米粉を使ったパンであれば安心して食べられるというわけ。
9時前には到着しましたが…すでに20人ほど並んでいました。複数のスタッフさんが、メニューにもなっているフライヤーを配りながら案内と交通整理をしています。
正面からの外観。ホワイトを基調とした小さなお店。右にも左にもお客さんがたくさん。1時間並んでもなかなか前に進みません…。その間、フライヤーを見ながら、あれもこれも食べたくなってくる。。
ちなみに、「コムン」とは上の写真のような位置関係で、道路を挟んで目の前。本店も常にお客さんが列を作っています(本店は回転早め)。途中で二手に分かれて本店に入店。初回訪問時に気になっていたショコラとおいもを購入しました。
店を出てグルテンフリーのほう見てみると、行列は…ほぼ進んでない(笑)
列の原因はオープン初日で大人気ということもありますが、サンドイッチを注文後にフルカスタマイズで丁寧に作っているから。たとえば「グルテンフリーたまごサンド」であれば、「たまご」「パン生地」「ソース」「味付け」をそれぞれカウンターで選ぶスタイル。こだわりにこだわってます。カスタムサンドウィッチの組み合わせは10,000通り以上に。ただ…お客さんもサクっとは決まらないですね…。具材を目の前にして、また悩んでしまいそう。
サンドイッチ以外のグルテンフリー商品を購入する人の列が逆側にもう1レーンあり。本日はサンドイッチは諦めて並び直し。こちらの列からは少ししたら入店できました。
店内はコンパクトなスペースで、入れるのは2〜3組。な、なんとカウンター越しでは、大瀧シェフが自ら注文を受けて丁寧にサンドイッチを作っていました。これは並びますね…。
店内のカウンターにはグルテンフリーのパンや焼き菓子、他にもスムージーなども販売。こちらも悩ましいラインナップ。カウンターの奥には本店同様スタッフさん達が元気よく働いているのが見えます。
購入~パン実食
2点購入。本店のパン2点と合わせて、すぐ近くの浄真寺山道の木陰にて朝食タイム。
ブリオッシュ・フリュイ
グルテンフリーのブリオッシュ。見た目は大きなフィナンシェみたいで。もしかしたら蒸しパンっぽい食感かなと思ったら、本店のパン同様にしっかり焼きあがってて、生地がギュっと詰まってる。
302円(税込)
ラム酒漬けのレーズン・カレンツ・クランベリー・オレンジピールが入っていて、表面にはアーモンドのスライス。米粉パンのパサっと感はなく、しっとりおいしい。
レーズンブレッド
赤ワインをたっぷり使ったグルテンフリーのレーズンブレッド。表面は薄くて固め、中はもっちりとした水分多めのパン。噛めば噛むほど味がでるうまさ。深い甘みのレーズンがごろごろと練り込まれています。
432円(税込)
ショコラ
以下2点はコムン本店で購入したパン(グルテンフリーではないです、念のため)。
パンオショコラ。中はパリパリですが外側がしっかり焼きあがっていてポロポロとこぼれない。クロワッサンのしっとり感は抑え目ですが食べ応えあり。ショコラうまい。あーうまい。
おいも
こちらもコムン本店で購入した前回気になっていたパン。紫いもとさつまいものペースト、さつまいものダイスを使った、ほぼおいものパン。形もおいも。とにかくモッチモチやわらか。おいしい。
まとめ
本格グルテンフリー専門店。残念ながらサンドイッチまで辿り着きませんでしたが、米粉ベースのパンも「さすがコムン!」の出来栄えで、大変おいしくいただきました。落ち着いた頃にまた来店したいと思います。
※追記 5/5のオープン日の混雑を受けて、次の日から1週間、体制を立て直すために臨時休業していたそうです。さすがに大変そうだったもんなぁ…。次に行ける日が楽しみです。
(追記)再訪・グルテンフリーのサンドイッチ買えました!
7月15日、そろそろ行列も落ち着いているかなーと思って再訪してみました。念願のグルテンフリー・サンドイッチ、購入できました! そのまま車内でランチタイム。
グルテンフリーたまごサンド & グルテンフリー サンドウィッチ
たまごサンド(左)は、「たまご」「パン生地」「ソース」「味付け」を選べるので…
「厚焼きたまご」「玄米パン」「マヨネーズ」「スライストマト」で注文。厚焼きたまごがやさしいお出汁でふんわりしてておいしい。自家製マヨネーズの酸味にトマトも加わって完璧なバランス。米粉パンの特性上、水分を吸うと崩れやすいので作りたてから早めに食べるのがオススメ。
702円(税込)
サンドイッチ(左)は「パン生地」「ソース」「野菜×2」「メインの具×2」を選べまして…
「黒米パン」「マスカルポーネ」「レタス・アボガド」「エビ・チキン」で注文。映えるビジュアル。マスカルポーネはあっさりめで、チキンの味付けにバジルの風味。おなかいっぱいになるボリューム感。お値段はお高め。
1296円(税込)
まとめ
さすがコムン、丁寧さを感じる味わいでした。どんなバリエーションができるのか、具材はなにかなど、公式サイトに丁寧にメニューが載っていますよ。
ちなみに、毎日の朝食用にホームベーカリーで焼いているのは米粉パンでして、ある意味「おいしい米粉パン」の答え合わせができたのも発見でした。
ごちそうさまでした!
(マコト)
コムン グルテンフリー(Comme’N GLUTEN FREE)
住所:東京都世田谷区奥沢7-19 -12
営業時間:7:00~18:00
定休日:火曜日・水曜日
https://commen-gf.jp/
https://www.instagram.com/comme_n_gf/
※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください
















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