2023.5.27 訪問
ベーカリー紹介
長野県上田市にある古民家カフェ「穀蔵 伊勢山本店」に行ってきました。自家製酵母と自然農小麦で作るパンを石窯で焼いています。オーガニックな食材を使用したマクロビ的なメニューが魅力です。以前からいつか行きたいと思っていたお店で、ついに2023春のパン旅で訪問できました。
場所は上信越道「上田菅平IC」出口から車で5分ほど。細めの路地を上がっていくと、母屋の傍に薪が積まれている「穀蔵」に到着。夏休みに田舎へ帰ってきたかのような佇まいです。
暖簾をくぐって店内に入ると、各種パンがテイクアウトできるベーカリーコーナーになっています。お店全体の雰囲気にぴったり。
入り口近くの壁に「穀蔵のパン」のこだわりが掲げてありました。
契約栽培した信州産の自然農小麦を自家製粉して全粒粉で使用。果実、ライ麦、小麦の3種の自家製酵母をパンに合わせて使い分け。有機の食材。石窯で焼く… やさしい味が想像できますね。
カフェでオーガニックランチ&テイクアウト
奥の畳のお座敷がカフェスペース。窓際の日差しが気持ちいい席に座ってメニューとにらめっこ。選べるメニューは、菜食ランチ・菜食グリーンカレー(辛め)・菜食バーガーランチ、そして本日のおやつ。
食材だけでなく、ソースやドレッシングも化学調味料は無使用。お味噌や玄米にもこだわっています。
今回は、菜食ランチと菜食バーガーランチを注文しました。
菜食ランチ
菜食ランチは、玄米と味噌汁に、和食を中心としたおかずが7〜8品。玄米と味噌汁はパンの盛り合わせとスープに変更できます。玄米も気になったけどパンのセットにしてもらいました。
工夫を凝らしたヴィーガンのおかず。おから入り餃子やペンネの春菊ソースなどなど。どれもおいしかったのですが、特にれんこんと人参のフライがお気に入りです。人参が甘い!
スープは、キャベツと菜種油のポタージュ。
パンの盛り合わせは、レトロ、ポム・ドゥ・テール、ペイザン、揚げたゴマ入り玄米パンに塩を振ったものなど。オリーブオイルが添えられています。
- レトロ…九州産小麦の幸香(さちかおり)、ルヴァンシェフ、天日塩、有機モルトで作ったパン。酸味はあるもののどちらかというとバゲットに近い味わい。
- ポム・ドゥ・テール…じゃがいもが入っている軽い食感のパン。やわらかくてもっちり。外側はカリッとしていました。
- ペイザン…全粒粉と有機ライ麦が各20%ずつ入っていて、ほどよい酸味があります。
- 揚げた玄米パン…ゴマ入り。玄米の豊かな風味がとてもいい。
お店の各種パンを味わえてお得な気分でした。
1,500円(税込)
菜食バーガーランチ
バーガー、フライドポテト、スープ、おかずが3〜4品がセット。
ポム・ドゥ・テールでつくったバンズに、人参とナスのフライ、レタスがサンド。バーガーというよりサンドイッチかな。具材が揚がっているのでボリュームはあるものの、食後に重たくはなりませんでした。
菜食ランチにもついていたキャベツと菜種油のポタージュ。おかずも菜食ランチとほぼ同じで、やさしいお味に癒されます。
1,470円(税込)
フルーツライ
テイクアウト。袋から出した瞬間にワインのような芳しい香り。カレンツ・レーズン・サルタナレーズンがぎっしり詰まった断面!
化粧粉が施されています。熟成された甘みと爽やかな酸味が、まるでフルーツケーキを食べているかのよう。しっとりしていてリッチな気分に。
200円(税込)
まとめ
のどかな雰囲気の古民家カフェでいただく、こだわりのパンと有機食材のお食事。塩分控えめでからだも喜ぶステキな時間でした! 早朝に横浜を出発して交代で運転してきたので、オーガニックランチでパワーをフル充電できました。
悩んで選ばなかった菜食グリーンカレーや、今回はなかったマーマというパンも気になります。
ごちそうさまでした。




(ナオ)
穀蔵 伊勢山本店
住所:長野県上田市上野2338
電話番号:0268-21-8000
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜日・水曜日・木曜日(SNS要確認)
https://www.instagram.com/genshikobou_kokuzo/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100054357019156
※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください
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