2023.5.28 訪問
ベーカリー紹介
2023年・春のパン旅。2日目の朝は、軽井沢で長年愛され続ける人気ベーカリー「フランスペーカリー」に行ってきました。1951年(昭和26年)に旧軽井沢に創業した老舗店。初代の精神と味を忠実に受け継いで、今も当時と同じレシピ・製法でパン作りをしています。
実は前日の夕方にお店を覗いてみたのですが…パンがほとんど売り切れていて、「これは朝イチで行かないと!」となりました。
日曜日、朝の旧中山道。時間は8時台でどの店もオープンしていないので人通りも少なめ。静かな軽井沢をゆったり歩くのも気持ちいい。9時前にお店に到着。緑の屋根が目印。
店内に入ると、真ん中にたくさんのフランスパンが並ぶ棚。世界が愛したフランスパン。「あの人も買いました!」のPOPはお店の各所に貼ってあります。あの人…思わずイマジンしますね。
あのフランスパンで作りました。オーソドックスで、リーズナブルなパンが多く並んでいます。
イートインスペースにて実食
光の差し込むイートインスペースにて朝食タイム。16席。通りの向かい側には、こちらも老舗ベーカリーの「ブランジェ浅野屋」が見えます。
定番商品を購入。レジでコーヒーとカフェラテを注文して着席。
塩クロワッサン
フランスベーカリーオリジナルクロワッサン。Cの形にひねった生地は、通常のクロワッサンよりも食感がしっかりめ。ポロポロしないので食べやすい。塩気はしっかりついていて、バターの風味とほのかな甘み。シンプルな味が不思議とあとを引いて飽きない。
170円(税抜)
クイニーアマン
フランスベーカリーのクイニーアマンは割と平べったく、バターを織り込んだような形。軽めにキャラメリゼされた表面。やさしい甘さ。
180円(税抜)
世界が愛したフランスパン(ミニ)
ロングセラーのフランスパン。大サイズは結構大きさがあったので、ミニサイズにしてみました。クラストはしっかりバリっとした食感。味はごくごくシンプルで軽い。まさにリーンな一品。強力粉も入ってるのかな?味が濃いわけでもないのに、何もつけずに食べ続けられる飽きない味。
中はふんわり。これは世界が愛している。
200円(税別)
アルメットアップルパイ
横浜のおみやげに、フランスベーカリーの名物商品「アップルパイ」をテイクアウト。専用の白い箱から取り出してみると…
丸々一本のアップルパイ、立派。半分に切ったリンゴが5つ、綺麗な網の目のパイに包まれて焼き上がっています。おお、テンションあがる。
バター香るパイ生地、リンゴの自然で爽やかな酸味と甘み、カスタードクリーム。シナモンは不使用。全体の甘さは控えめ、素朴な味、安心して食べられる。1カットづつ堪能しました。
1本 1500円(税別)
まとめ
都会の凝ったパンとは違う、素朴で主張はしないがどんな食事とも合いそうな、そんな安心を感じるパン。店内で朝食をとっていると、地元の人が続々と入店してきては店員さんと挨拶を交わしていました。観光地・軽井沢の中にあって、愛され続ける名店の所以。
「好きに生きたらいいんだよ。 だって、君の人生なんだから」
壁に飾られたあの人のポスターから聞こえた気がします。パン屋巡り、引き続き楽しもう。
ごちそうさまでした!
(マコト)
フランスベーカリー
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢618
電話番号:0267-42-2155
営業時間:8:00~17:00
定休日:木曜日 ※夏季無休
https://french-bakery.co.jp/
※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください
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