2024.9.14 訪問
ベーカリー紹介
東京・浅草にある小さなベーカリー「粉花(このはな)」に行ってきました。パンを焼くのはお姉さん、接客は妹さんの二人三脚で、2008年7月にオープンして17年目。地元に根付いている人気のパン屋さんです。
材料はなるべく自分たちの近くで育てられた物を使いたいという想いから、可能な限り国産を選び、素材そのままの味を生かした、シンプルなパンづくりを大切にしています。オーガニックレーズンとお水だけで育てた酵母と国産小麦、沖縄産の塩でパンを焼いているのだとか。創業当時から微調整はしているものの、配合は変えていないそうです。
場所はつくばエクスプレス・浅草駅からだと徒歩8〜9分ほど。都営浅草線・銀座線や東武鉄道の浅草駅からは10分くらいで着きます。浅草観音堂裏という交差点から富士通りから少し歩いたところ。シンプルな店構え。低めの立て看板が目印です。
店内はなんとなく懐かしい感じがします。自然素材のテーブルや棚には毎日20種類のパンがが並ぶとのこと。到着時間は12時50分頃。この時間で売り切れてしまうこともあるそうですが、この日は暑かったのでいつもよりはゆっくりの売れ行きのようでした。
マルっとしたかわいらしいパンが並んでいます。
キャロットケーキも気になりすぎる。
パンのレビュー
店主さんにオススメを聞いて4点購入。持ち帰りました。
丸パン
山食の生地のバターブレッド。粉花・人気No.1のパンです。
ピンと張った膜があるような皮。中はむっちりしていて目が詰まったクラム。甘みもあってシンプルにほっこりした感じ。じんわりおいしい。毎日食べても飽きがこないと思います。
オレンジ丸パン
上記でもお伝えした通りのおいしい丸パンに、ほどよく甘いオレンジピールが、想像したよりも多く練り込まれています。
丸パンがおいしいのにさらにおいしくなる材料がプラスされて、絶対おいしいやん!このパン目当てのファンがいるのだとか。納得。
チーズベーグル
ベーグルも人気が高い粉花。その中でも、店主さんオススメのひとつです。小麦粉は春よ恋を使用。
これもおいしい!むっちりもっちりで弾力がある大好きな食感。丸パンより気泡がある生地です。すっきりした味のチーズもよく合っていて黒胡椒もベストマッチ。
抹茶とホワイトチョコのスコーン
小麦粉と全粒粉は50:50の配合。通常のスコーンはバターを細かくするのですが、粉花ではザクザク感を出すためにあえてバターの粒を大きいまま重ねて焼いているそうです。
全粒粉のプチプチ食感が香ばしく、ほどよい抹茶の風味。ホワイトチョコも甘すぎないくらい入っている感じ。思ったより食べ応えがあります。これまたおいしい。
まとめ
どれもおいしいのにとてもリーズナブルなのがありがたい。「食べログ パン TOKYO百名店」に2期連続選出されています。店主さんの性格がそのままあらわれているかのようなほっこりしたパンでした。
売り切れ次第閉店で営業日も少ないので、Instagramを確認して行くのがオススメです。
ごちそうさまでした。




- 丸パン 220円
- オレンジ丸パン 270円
- チーズベーグル 300円
- 抹茶とホワイトチョコのスコーン 260円
※税込・来店時の価格です
(ナオ)
粉花(konohana)
住所:東京都台東区浅草3-25-6 1F
電話番号:03-3874-7302
営業時間:10:30~16:00(売切次第終了)
定休日:日・月・火・祝
https://www.instagram.com/konohanaasakusa/
https://www.facebook.com/asakusakonohana/
※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください
コメント