「ケノヒノパン」夫婦ブーランジェが生み出す本格パン(中野富士見町/笹塚周辺)

ケノヒノパン(中野区南台)

2025.3.2 訪問

ベーカリー紹介

東京の笹塚と中野富士見町の間にある人気ベーカリー「ケノヒノパン」に行ってきました。

元ジャズギタリストでパリの有名店「メゾンカイザー」出身のご主人と、惜しまれながら閉店した王子の「ロワンモンターニュ」出身の奥様。そんなお二人が2022年4月にオープンしたお店です。

店名の「ケノヒ」とは、普段の生活や日常を指す言葉で、「ハレの日」の「ハレ」の反対語。日常の食卓にケノヒノパンがあるようにとの想いが込められています。

ケノヒノパン(中野区南台)

場所は地下鉄・丸の内線 方南町駅、中野富士見町駅どちらから行っても徒歩で約15分。京王線・笹塚駅からだと徒歩20分くらいで着きます。少し歩くけど複数の最寄り駅があるのは便利ですね。

みなみ台商店街の中にあり、「パン」とだけ書いてある丸い看板と深緑色のガラスの引き戸の枠が見えたらそこがお店。向かいには昭和レトロな雑貨屋さん。

ケノヒノパン(中野区南台)

店内は明るくカウンターの横には製粉機がありました。パンへの期待が高まります!独特なPOPの字が大きく書いてあるのは、誰が見ても読めますね。

パンのレビュー

ケノヒノパン(中野区南台)

今回は食べたかったパンと、お店に行ってみて気になったパンを3点選んでテイクアウトしました。

カンパーニュ 種

ハーフを購入。かぼちゃの種、ひまわりの種、ケシの実、ごま(白・黒)を贅沢に入れたカンパーニュ。長野県上田のなつみ農園の黒小麦を使用。

カンパーニュ種/ケノヒノパン(中野区南台)

生地には黒小麦に含まれている黒い粒があり、高加水でもちもち。そしてなんといってもローストされた種や実の香ばしさがハンパない!とても滋味豊かな味わいのパンです。お気に入りがまたひとつ増えました。うま〜い。ホールにすればよかった!

プレッツェルあんこ

プレッツェルあんこ/ケノヒノパン(中野区南台)

ヒキがあって塩気もあるムッチリした生地。膨らんだプレッツェルの中に粒あん。

プレッツェルあんこ/ケノヒノパン(中野区南台)

豆の味がしっかりした粒あんは甘さ控えめ。見た目以上に食べ応えがあります。「この店のあんぱんはこれ」とPOPに書いてありました。なるほど!

チョコパン

チョコパン/ケノヒノパン(中野区南台)

ヒキがあってワシワシ食感の生地。チョコチップがしっかり入ってます。これはなんといっても安い!今時100円のパンなんかそうそうありません。

チョコパン/ケノヒノパン(中野区南台)

チョコもパンもおいしい。お子さんがママに「これ!」と言って買ってもらっていたのは納得。きっと店主さんの優しさですね。おやつに最適。

まとめ

お二人の作る“日常”のパンが下町の風情残る商店街に溶け込んでいるような、そんな印象を持ちました。お客さんも地元の人が自転車走らせて買いにきたり、ベビーカー押しながら子供と一緒に来店したり。言葉にはなかなか表せないけど、雰囲気がとってもよかったです。

今度はロデブやクグロフを食べてみたいです。ごちそうさまでした。

  • パン1カンパーニュ 種 (1/2) 360円
  • プレッツェルあんこ 260円
  • チョコパン 100円
    ※税込・来店時の価格です

ケノヒノパン

【住所】東京都中野区南台3-13-12
【電話】080-5708-2860
【営業時間】10:30〜18:00
【定休日】水曜日・木曜日・第2第4火曜日
https://www.instagram.com/kenohinopain

※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください

(ナオ)

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