鎌倉・大町「pide」|異国の風が香るサワードウ。週末限定ベーカリー

pide(鎌倉・大町)

2025.6.8 訪問

ベーカリー紹介

鎌倉・大町に2025年2月にオープンした「pideピデ)」に行ってきました。サワードウを使ったパンがメインで、トルコやオランダにルーツを持つご夫婦が営む小さなベーカリーです。営業日は週末の土日のみ、12時オープン、売り切れ次第終了のお店。

pide(鎌倉・大町)

鎌倉駅東口を出て鶴岡八幡宮に続く大通りを渡り、道沿いに歩いて15分ほど。看板は出ていませんが、分かれ道の角地にある小さな白い建物がpide。元々は交番だったそうです。たしかに面影ありますね。

pide(鎌倉・大町)

窓ガラスにメニュー表が貼られています。開店を待ちながら何を買おうかお悩みタイム。

pide(鎌倉・大町)

店内には一組ずつ入店。すぐ目の前にカウンター。ラックには焼き上がったパンが並び、奥が厨房になっています。ご夫婦はとてもフレンドリーで、お客さんと会話しながら接客しているのが印象的でした。

pide(鎌倉・大町)

pideのサワードウは、天然酵母と乳酸菌を使い、3日間かけてゆっくり自然発酵させたパン。イーストは使っておらず、酸味のある豊かな風味、もっちりとした食感、そして香ばしいクラストが特徴。

パンのレビュー

pide(鎌倉・大町)

お店を出た後、材木座海岸までのんびり散歩。海を眺めながらのランチタイム。潮風と焼きたてパンの組み合わせは、それだけでちょっと特別な時間になります。

bmo

bmo / pide(鎌倉・大町)

パンとチーズとバター。外はしっかり、中はむっちりのパン。注文を受けた後、やわらかいバターをたっぷり塗ってくれます。中には厚切りのハバティーチーズが挟まれていて、塩気もしっかり。想像を超えるうまさ!シンプルながらクセになる味わいです。

bmo / pide(鎌倉・大町)

表面にはケシの実がまんべんなくまぶされており、不思議と全然こぼれないのが感動ポイント。白胡麻バージョンもあり、ご主人はケシ派、奥様は白胡麻派だそう。

フォカッチャ

フォカッチャ / pide(鎌倉・大町)

オリーブオイルを多く使った、むちっとやわらかい高加水のパン。海塩とローズマリーがトッピングされていて、香ばしい香りが漂います。

フォカッチャ / pide(鎌倉・大町)

水分量多めで口の中でとろける食感。もちもちで食べ応えもありました。

カルダモンロール

カルダモンロール / pide(鎌倉・大町)

ふんわりとした生地にカルダモンがしっかり香る北欧風スパイスパン。独特な巻き方がかわいい。

カルダモンロール / pide(鎌倉・大町)

黒い粒はカルダモン。バターでしっとり、甘さもしっかり。コーヒーとの相性がとても良い。シナモンロールのほうも食べみたくなりますね。

カンパーニュ

カンパーニュ / pide(鎌倉・大町)

国産小麦、全粒粉、少量のライ麦を使ったサワードウパン。ハーフサイズを持ち帰り。クラストは薄めで香ばしく、中はもっちりと弾力あり。あとからじんわりと口の中に酸味が広がります。ソフトな酸味なので苦手な方でも食べやすい仕上がり。

カンパーニュ / pide(鎌倉・大町)

リベイクすると酸味がやわらぎ、小麦の香りが一層引き立ちます。チーズとの相性も抜群。

まとめ

「pide」は鎌倉の静かな住宅街にある小さなパン屋さん。素材の味を大切にしたサワードウパンをメインとした、異国のルーツを感じられる厳選されたラインナップです。ご夫婦ともにとてもフレンドリーで、温かい空気が店内に流れていました。

この日は30分前に到着して、3組目。店を出た時には行列ができていました。一組一組、会話しながらなので、列の進みもゆっくりめ。早めの到着がオススメです。次回は午後2時から販売される「シミット」をぜひ食べてみたいです。はちみつとマスカルポーネを添えたシミットもあり。

ごちそうさまでした!

  • bmo 600円
  • フォカッチャ 520円
  • カルダモンロール 520円
  • カンパーニュ 800円
    ※税込・来店時の価格です

pide(ピデ)

【住所】神奈川県鎌倉市大町4-1-1
【電話】-
【営業時間】12:00〜 売り切れ次第終了
【営業日】土曜日・日曜日
https://www.instagram.com/pide.kamakura/

※記事公開時点の情報です。最新の営業時間・定休日などは来店前にご確認ください

(マコト)

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